ファイナル・デスティネーション ネタばれ

ストーリー

修学旅行でフランスへ向かう高校生たち。だが、そのうちの一人アレックスは登場した旅客機が爆発する夢を見て離陸直前に機から逃げ出す。そして夢は現実のものに…。彼と一緒に旅客機を降りて命拾いをした者たちが、次々と不可解な死を遂げていく。

ネタばれ

パリへの修学旅行に飛行機に乗り込む高校生のアレックスたち。しかしアレックス達の乗る飛行機が飛行中に爆発してしまう。アレックスが気が付くと、そこは離陸前の飛行機の中であった。先程見た夢と同じ状況が続き、アレックスは飛行機が墜落すると騒ぎを起こす。そのせいでアレックスはカーターと喧嘩になり、2人は飛行機を降ろされる。他にもアレックスの親友トッド、カーターの恋人テリー、教師のルートン、騒ぎに巻き込まれたビリー、アレックスの話を信じたクレアも飛行機を降りる。その後飛行機は本当に爆発し、トッドの兄を含めた上客全員が死亡する。アレックスはFBIに疑われるが、証拠がないため釈放される。後日、高校で追悼式が行われ、そこには未だにアレックスを疑うFBIも参加していた。またアレックスはFBIだけでなく、ルートンや息子を亡くしたトッドの父からも疑われていた。トッドは父のせいでアレックスと会いづらくなっていたが、いつかヤンキースの試合を観戦しようと約束する。

その夜、トッドが自宅のバスルームで足を滑らせ、洗濯紐がクビに絡まり窒息死する。トッドは状況から自殺と判断されるが、アレックスはトッドは自殺ではないと考えていた。アレックスとクレアはトッドの死体から何かわかるかもしれないと、葬儀屋に侵入する。そこで謎の男が現れ、アレックスはトッドが自殺ではなかったことを知る。男は死には筋書きがあり、トッドの死は新たな死の筋書きの始まりだとアレックス達にアドバイスする。

翌日、アレックスはカフェでクレアに、予兆に気が付けば死を避けられるのではないかと伝える。すると偶然、アレックス達のもとに飛行機事故の生き残りが集まってくる。アレックスに喧嘩を売るカーターにテリーは呆れ、彼女はその場を去ろうとするがバスに轢かれて死亡する。

後日、ニュースで飛行機の爆発の原因が放送される。それを見たアレックスは、爆発の経路と席順を照らし合わせ、死の順番が存在することに気が付く。アレックスは次に死の順番に当たるルートンの家に向かうが、彼女はFBIの捜査官に通報し、彼は拘束されてしまう。その頃、ルートンは自宅でパソコンが爆発、さらに包丁が刺さり死亡する。アレックスは釈放後、彼女を助けに行こうとしたが、状況的にアレックスが犯人と疑われかねず、アレックスは行方をくらませる。

クレアはカーターとビリーを呼び出し、カーターの車でアレックスを探しに行く。クレアはアレックスを見つけ、カーターやビリーは車の中でアレックスに次に誰が死ぬのかを尋ねる。しかしアレックスは教えたところで意味がないと答えようとしない。カーターは死の恐怖に耐えきれず、車を暴走させる。彼は自分の死は自分で決めると言い、車を踏切の真ん中で停車させる。そこに列車が迫り、他の3人は車を降りるが、カーターは逃げようとしない。アレックスたちの説得もありカーターは車を降りようとするが、ドアがロックされシートベルトが外れなくなる。アレックスが助けに入り、車が列車に轢かれるギリギリのところでカーターは救出される。しかしその直後、大破した車の一部が列車に弾かれ、それに当たったビリーが顔を切断されて死亡する。順番ではカーターが死ぬはずであったが、次の順番のビリーが死んだため、予兆を見逃ず筋書きを妨害すれば助かると推察する。

アレックスはクレアの父の山小屋に隠れることに。次に死ぬ順番である彼は、完全防備体制を取っていた。しかし予知夢で席移動をしていたが、現実では席を変わっていなかったことを思い出し、次のその順番はクレアだと知る。その頃自宅にいたクレアは感電死しそうになるが、アレックスが助け出し、彼自身が感電して意識を失うのであった。

半年後、アレックスはクレアとカーターと共にパリに旅行に来ていた。アレックスはパリに来ることで全てを終わらせられると思っていたが、自分の死の順番が来ていないことが気がかりであった。アレックスの次は一周してまた自分かもしれないと、カーターは冗談交じりに言う。しかしその直後アレックスは予兆を感じとる。車に轢かれそうになり、看板に弾き飛ばされそうになったアレックスであったが、クレアとカーターに助けられる。しかしカーターに戻ってきた看板が迫ってくるのであった。

感想

人気ホラーシリーズの第一作目。続編が次々作られるだけあって面白いです。

まずストーリーや演出がしっかりしていると感じました。まず最初の飛行機事故が実際に起きるまでの持っていき方が良かったです。そのときの主人公に対する周りの態度の変化とか、予知夢が現実になる絶望感がよかったですね。あと全体的に予兆の気づき方が丁寧です。続編はどどれだけ意表を突いた死に方をさせるかとか、前作までと違う設定を付け加えるかとか、派手さばかりに意識がいってる気がしたのですが、初代はこの予兆を大事にしているのでよりドキドキ感とか面白みがあるように思います。他は他で面白いんですけどね。

それにしても死に方は初代からめちゃくちゃですね(笑)。ただ続編に比べると派手さ控えめなので、グロテスクなのが苦手な人でも見れるかもしれません。

今では慣れてしまいましたが、予知夢によって大事故を生還した主人公たちが不自然な死に方をしていくという設定は、よくよく考えると斬新で面白いと思います。続編を見てから今作を見ると。今作の面白さがより分かると思います。是非シリーズ通して観てみてください。

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